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配車・二次搬出・大型運搬(現行仕様)

最終更新: 2026-09-05

配車はコース構築・週割当・当日 stop の順に準備し、二次搬出は排出元から搬出先へ点対点で運びます。操作手順は 04 · 配車06 · 二次搬出08 · ドライバー業務を参照してください。大型運搬の dev 試用手順は 運搬の一般化 試用手順を参照してください。

1. 通常回収と二次搬出

通常回収 二次搬出
stop の意味 回収先を回って集める 排出元から搬出先へ運ぶ
source_site_id NULL 排出元を保持
生成 コース・週割当から自動生成 事務が手動追加
収入 品目・重量の契約 固定運搬費

source_site_id の有無がデータ上の判定です。通常回収を固定運搬費や二次搬出の P&L へ混ぜません。

1b. 大型運搬(有価物・量×単価・mig252〜254)

二次搬出(産廃・固定運搬費)と同じ配車導線に載せた、有価物の運搬です。cargo_kindsource_site_id is not null と同値で存在し(waste = 二次搬出 / valuables = 大型運搬)、 INSERT 後に変更できません(種別を誤ったら削除して作り直す)。course 由来の stop は waste のみで、 大型運搬は事務の手動追加(運搬を追加)だけです。

  • 種別は排出元→搬出先の組み合わせから導出します。区間行に種別の選択欄はなく、 両種別のルートがある区間だけ小さな「二次搬出/大型運搬」の切り替えで選びます。
  • 運搬ルート/collector/secondary-transport-routes運搬ルートを追加)は種別・ 料金方式(便あたり固定 / 量×単価)・単価・単位・品目・有効期間を持ちます。 同じ排出元 × 搬出先でも種別が違えば併存できます。
  • 搬出先の候補は有効ルートの搬出先に絞られ、ルート未登録の排出元では最終処分場の全件から 選べます(「二次搬出(ルート未登録)」・売上に計上されない旨の警告が出る。保存はできる)。
  • 完了は担当ドライバー本人の量入力だけです。量入力シートでルートの実単位(読取専用 RPC で 取得。取得できないときは「数量(単位未取得)」+ 警告になり kg とは断定表示しない)で 数量を入れ、「この内容で完了」を押します。カメラ・コボレーンは出ません。 訂正は「取消 → 量を直して再完了」です。
  • 横乗りの行と配車ボードの管理者完了では大型運搬を完了できません (取消はどちらからも可)。DB 上 staff が数量を書けることは変わりませんが、 量の事務後入力 UI は作っていません。
  • 有価物の便にマニフェスト証跡(写真・手動・スキップ)を作ろうとすると DB が拒否します。 ⚠要確認一覧に大型運搬の便は出ません。
  • 収入は 量 × 単価 を完了時刻の JST 業務日に計上します(固定運搬費は丸めず、 量×単価の内側だけ丸める)。量 null のまま完了済みになった便は売上に載らず unpriced 警告に数えられます。

2. stop のライフサイクル

準備(コース生成または事務が手動追加) → 車両解決 → 未完了 stop → 担当ドライバーまたは横乗りが完了 → 二次搬出ならカメラ → 「この写真を記録する」 → コボレーン確認 → 「この内容で完了」 → 完了履歴。

事務のボード完了・取消は admin 限定です。normal はコース・週割当・当日ボードの編集はできますが、ボード上の完了・取消は実行できません。admin の完了だけに確認ダイアログがあり、「今すぐ」または時刻指定を選びます。現場の完了は driver または運転可の事務が担当便側で行い、時刻を直接編集しません。

3. 二次搬出の完了証跡(mig175・233・234)

全ての二次搬出でコボレーン確認が必要です。完了確認のあとにカメラを起動し、撮影して この写真を記録する、コボレーン確認、この内容で完了の順に進みます。撮影できない場合は理由付きスキップを選び、理由を必須で残します。

撮影画像は完了前のマニフェスト写真証跡として Storage に保存され、事務のマニフェストレビューで原本と OCR 候補を確認できます。マニフェストが確定した後、mig233 / 234 の後処理でコボレーン写真の Storage 実体を自動削除します。確定は成功して削除だけ失敗した場合は警告を残し、証跡の確認を促します。

完了済みなのに写真・手動登録・理由のいずれもない便は、ダッシュボードとレビューキューの ⚠ 要確認カードへ出します。事務は手動マニフェスト登録で解消できます。driver は手動証跡を作れません。写真証跡から手動証跡への救済は、裏付け画像が使えないとき(item 未リンク・破棄済み・画像パス喪失)だけに限定し、利用可能な写真証跡の上書きは DB が拒否します。

4. 宵積みと繰越(車両×日・mig253)

宵積みの権威は車両×日の vehicle_transport_days です(大型ドライバーは日替わり・車両固定の ローテーションのため、driver×日では翌朝の引き継ぎができない)。旧表 secondary_transport_days(driver×日)の行・RLS・trigger は温存していますが、新規書込はしません。

  • 朝積みは当日に積んで当日に届けます。
  • 宵積みは前夕に積み、積み込んだ日は完了にしません。翌営業日にその車両を運転する ドライバーのルート先頭に「宵積み・前日積込」として表示します(他車両のドライバーには出ない)。
  • 繰越の権威は積方ではなく、事務が stop 単位で明示指定することです。朝積みでも未完了なら事務の指定で繰越できます。
  • 次の二次搬出配車日へ繰り越す便は高々1件で、配車日側から前日の便を暗黙に再指定しません。未配送警告を元の日付で完了するか、当日へ再配車します。

配車ボードの運搬を追加では車両を先に選び(主キー)、担当ドライバー候補がその車両の 担当に絞られます。車両未選択では宵積み設定(積方・入場時間・繰越)は保存できず、 積方ブロックの直上にその旨が保存前に表示され、積方・入場時間の入力は無効になります。 前日表示は、次の二次搬出配車日を確認するためのものです。

5. 車両解決と権限

専用車が有効かつ工場一致で1台なら自動設定します。0台・複数台・工場不一致なら車両未設定で作成でき、事務が自工場の車両を選べます。driver は車両候補を越境して選べません。

操作 admin normal driver / 横乗り
コース構築・週割当
当日 stop の生成・並べ替え
宵積み・入場時間・繰越
完了・取消(通常回収・二次搬出) ○(担当便のみ)
完了(大型運搬) —(理由表示のみ) ○(担当本人の量入力のみ)
取消(大型運搬) ○(担当・横乗り)
現場メモ・応援変更

横乗りは登録された同乗先の完了・取消だけを行います。配車の並べ替え、目方、現場メモ、運搬費の変更はできません。

6. P&L

売上は配車日ではなく実際の完了日(日本時間)に計上します。収入は完了した二次搬出 stop × 有効な固定運搬費です。大型運搬は完了した便の 量 × 単価(量 null の便は売上に載らず unpriced 警告)です。運搬費の引き当ては排出元 × 搬出先 × 実配送日で解決し、未登録ペアは売上に加算せず警告します。

運搬費マスタの登録候補は 全ての回収先です。最終処分場に限る制約は、運搬を追加するときの排出元・搬出先ダイアログにだけあります。ダイアログの搬出先候補はさらに有効ルートの搬出先に絞られ(ルート未登録の排出元だけ全件)、排出元に両種別のルートが混在するときは「二次搬出」「大型運搬」に分けて出ます。P&L は admin のみが閲覧します。